60歳までに1億円つくる術
誰もが不安な老後のお金。不安を解消するのに一番大切なのは、やみくもに貯金することではなく、まず自分が何歳までにいくら必要かを知ること。目標を設定して、「収入を増やす」「支出を減らす」「長期分散投資」の3つのアプローチから「やるべきこと」を決めれば、あとはそれを淡々と実行するだけ。そうすれば、今やりたいことを犠牲にしなくても、「60歳で金融資産1億円」が自ずと可能になる。20代、30代にこそ始めてほしい、教養としての資産づくり入門。
読書メモ
序章 「今の自由」を手に入れるために
誰もが60歳までに1億円必要なのではなく、自分だったら「いつまでにいくら」必要なのかを考え、実現に向けて行動することが大切である。日本の将来に対して希望が持てないからといって、お金を使わなすぎたり、死ぬときが一番お金持ちではつまらない。将来の不安にはきちんと向き合い、不安を解消するための方策を考えよう。
第1章 お金の基本原則を押さえる
・将来に必要なお金は、資産、収入、支出、運用利回りで決まる。
<お金の方程式> 将来のお金(目標)=((収入−支出)+資産)×運用利回り
・お金は「フロー」と「ストック」で管理する。
フロー:給料、家賃、食費など、出たり入ったりするお金。
ストック:貯金など、すぐには動かないお金。短期的な変動は気にしない。
家計簿をつける必要はない。フローを常にプラスにすること。
・「稼ぐ力」「健康」「時間」という見えない資産にも意識を向ける。
第2章 収入を増やす
環境の変化によって10年後にも今の仕事があるのかを真剣に考えておく。仕事から得られる収入は、時給×労働時間で決まるが、収入を増やすために「労働時間を増やす」という発想はやめるべき。時給を上げるには、この仕事を出来る人がほかにいないという「希少性」がポイントとなる。自分が好きなことで、競争が激しくないところがスキルを伸ばせるエリアだ。
第3章 支出を減らす
「我慢をしない」ことを大前提として、人生の3大出費「住宅、教育、保険」のムダをチェックする。
・住宅
持ち家か賃貸かは、経済合理性ではなく人生観を基準に決めれば良い。ただし住宅ローンはFXのレバレッジ取引と同じようにリスクが高いことは認識しておくべき。
・教育
教育に必要なのは教育費より親の愛情。
・保険
入る必要のない保険に入っていないか?
プロの手を借りて時々見直しを。
第4章 それでも投資は必要
「絶対にこれをすれば儲かる」といった正解はないが、
短期の「投機」よりも、長期分散の「投資」がおすすめ。
第5章 お金を増やす
投資の鉄則は次の5つ。
1.長期 2.分散 3.低コスト 4.インデックス 5.積み立て
おわりに
お金の悩みは自分の努力で解決できる問題で、お金に関する本当に必要な知識はシンプルで少しだけです。
自分にはどれだけのお金が必要なのかを考えて、必要な具体的アクションを起こすことで将来の不安は消えていきます。
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